MIHO’s STYLE

ボンモマン・オーナーブログ

スーパーで美味しそうな天然鯛を見つけ
「煮付けでも食べたいな♪」と、思った時…

以前は、ウロコを取り除き
内臓を丁寧に取り除き、丁寧に洗い…etc

と、逸品にありつけるまでに手間暇かかったけれど。

最近はスーパーの魚屋さんでも
お願いすれば下処理をしてくれるので

アッという間に作れる魚の煮付け。
忙しい時の救世主だと思うんですよね。

小洒落た料理も好きだけど
やっぱり、地味でシンプルな一品がホッと落ち着く^^

しかも、最高に美味しいんだから
言うことない♡

さて、そんな魚の煮付けを作る時に
覚えておいて便利な数字があるんです。

それは


1:1:8の割合
(または変形型1:1:4:4)

まず、1が「醤油」「本みりん」

そして、8が「だし」となる水分なんですけど。
ここで注意です!

和食の煮物を作る時って「だし」と聞けば
思い浮かべるのが、鰹と昆布で引いた「鰹だし」だと思いますが

魚の煮付けに「鰹だし」は不要!

なぜなら食材の魚からしっかり旨みが出るからです。

むしろ、鰹だしなんて加えちゃったら
同類の旨み同士でケンカしちゃうんですよ。

なので、ここはシンプルに「水」または「酒」
あるいは「両方」を使うわけです。

酒は、魚の臭みを取ることはもちろん
肉質を柔らかくしてくれたり、お酒の旨みもある。

だから、料理屋さんとか。
水を1滴も加えず酒を100%で作ることも多いのですが。
(要するに醤油1:本みりん1:酒8の割合)

「水の代わりに日本酒を使う」
って、なんだか贅沢な一品と思いませんか?

かくゆう私も10代、20代の時は
水を一切使わず酒だけで作ってたんです。
で、同じく父も、ドボドボと酒を豪快に使う。

そんな二人を見て、母がよく「もったいない。私にはできないわ〜^^;;」と言っていたんです。

当時は「お母さんケチやなぁ」って思っていたんですが
大人になるにつれ、母の気持ちがよーく分かるようになりました。笑

別に節約化になったわけでもないのに
ドボドボと大量にお酒を使うのになんだか気がひける。。

女性ならこの気持ち分かるんじゃないかな?

そう、いつしか
自然と水を加えるようになってました。

なので今は、もっぱら醤油1:本みりん1:酒4:水4

この1:1:4:4の割合は
魚の美味しさが引き出されて
むしろ、大人になった私にはこれがシックリくるんです。

私の感覚では
1:1:8は男料理、たま食べる贅沢料理
1:1:4:4はホッとする家庭料理

そんなイメージかな。

とにかく、1:1:8
(その変形型1:1:4:4)の割合、覚えておいて損はないです^^

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MIHO TSUDA

日常やシゴトへのオモイあれこれ綴ってますので
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